「なんか満たされない…」仕事のモヤモヤの正体は?今日からできる成長が実感できるアクション

えみ By: えみ | Posted: 2025/02/10

こんにちは、メンタルラボ代表の坂下えみです。
東京大学卒業後、コロンビア大学大学院で脳科学・心理学・薬学を学び、ビジネスパーソンの“メンタル最適化×成果向上”をサポートしています。

「これまで順調なのに、なぜか満たされない…」

20~30代で、年収1,000万円前後のビジネスパーソンは、周囲から「成功者」と見られがち。
しかし実際には、「成果を出しているのに満たされない」「こんなはずじゃなかった…」というモヤモヤ感を抱えている方、メンタルラボに相談される方も少なくありません。

  • 贅沢な悩みだと思われるのが怖くて、誰にも言えない

  • 周囲の評価が悪いわけじゃないのに、なぜか心が晴れない

  • 普段は自信があるつもりだが、自分より早く昇進、稼ぐ同期をみて急に自信がなくなる....

こうした状況を解決するカギは、実は「自己肯定感」にあります。今回は、自己肯定感が低い状態がどのように“仕事のモヤモヤ”を生み出し、どう改善していけば「心からの充実感」につながるのかを解説します。

1. なぜ自己肯定感が“仕事の充実度”を左右するのか

(1)他者評価に過剰に依存してしまう脳科学的な視点から

脳は「評価される」「褒められる」という外部刺激に対して、ドーパミンを分泌しやすくなります。これはモチベーションアップに一時的には有効ですが、“外部評価の量”に左右されやすい脳回路も同時に形成してしまうのが問題です。

  • 評価がないと落ち込みやすい

  • 周囲からのフィードバックを待ちすぎて、自分の行動にブレーキがかかる

ビジネス目線から

「自分が何をしたいか」よりも「どう評価されるか」に意識が集中すると、リスクを取る挑戦がしづらくなります。結果、安全策ばかり選んでしまい、本来の成長機会を逃す可能性が高いのです。

(2)内的報酬が少ない=やりがいを感じづらい

「やりがい」を強く感じるには、“自分が本当にやりたいこと”と“周囲への貢献実感”の両面が必要になります。

  • 自己肯定感が低いと、「自分にできることなんてたかが知れてる」という“諦めモード”になりがち

  • 「どうせ大したことない」と思うと、自分の実績さえ素直に認められず、達成感が生まれにくい

2. モヤモヤを解消し、自己肯定感を高める方法

(1)自分の本音を“可視化”する
  • 週に1度、自分の思考や感情をノートに書き出す

  • 「今、本当に楽しいと感じるのはどんな瞬間?」「何が不満?」を言葉にしてみる

脳科学的ポイント

「書く」ことで脳の“ワーキングメモリ”が整理され、モヤモヤの正体が見えやすくなります。自分が意外と楽しめることや、逆に嫌だと感じていたことが具体的に分かると、自分が進むべき方向性がはっきりしてきます。

(2)小さな成功体験を積む
  • 新しいスキルや資格にチャレンジしてみる

  • プロジェクトで小さいタスクでもいいので「完了」させ、達成感を味わう

自己肯定感の向上には、「やればできる」という自己効力感が重要です。大きなプロジェクトに急に飛び込むのではなく、成功のハードルを“あえて低く設定”して、成功体験を重ねることが効果的です。

3)専門家の力を借りる
  • メンタルコーチ、心理カウンセリング、キャリアコーチングなど

  • ビジネススキルを磨くのと同じように、メンタルを最適化するのは自己投資の一環

客観的なアドバイスが入ると、自分だけでは気づけなかった思考パターンや、改善策が見えてきます。

3. 評価=ゴールではなく“手段”と考える

「もっと評価されたい」という欲求は悪いものではありません。ですが、評価はあくまで“手段”です。本来の目的は、「自分が納得できる働き方をし、成果を出す」**というところにあります。

与えることで、自己肯定感も高まる

他人の評価を欲するだけではなく、「自分から周りに何を与えられるか?」と視点を切り替えることも大切。

  • 同僚やチームメンバーをサポートする

  • クライアントにプラスαの価値を提案する

“他者への貢献”は脳内のオキシトシン分泌を促し、自分にもポジティブな感情をもたらすため、結果的に自己肯定感も高まるのです。

4. 今すぐできるアクションプラン
  1. モヤモヤを書き出す

    • 「何が不満か」「逆に何が楽しいか」をノートやスマホメモに書く

  2. 1日1回、過去の自分より進歩した点を探す

    • 「今日は新しいスキルを1つ試した」「昨日より早くタスクを終えた」など

    • 小さな成功を積み重ねるほど、自信が少しずつ育つ

  3. 誰かをサポートする・褒める

    • 同僚の良いところを1つ見つけてフィードバック

    • 仕事の合間に相手を手伝ったり、情報をシェアしたりといった“小さな貢献”でOK

    • 自分のこともきちんと褒めてあげる:努力家の方や自分に厳しい方こそ、こんなことで...と思ってしまいがち。すごいことをしたのか、は関係ありません。自己価値を高める訓練としてやってみましょう

メンタルラボからのお知らせ
  • 無料オンライン相談:メンタル×ビジネス成果の最適化
    「仕事は順調なのに満たされない」「自己肯定感が低くて悩む」など、気軽にご相談ください。

  • 3ヶ月集中コース:脳科学×心理学で“本来の自分”を取り戻す
    ストレスケア、自己効力感アップ、周囲との関係構築を総合サポート。モヤモヤを根本解消し、仕事に本当の充実感をもたらします。

今日からできるアクションも実施したらメンタルラボチャットでぜひ教えて下さい(^^)

アウトプットすることで、行動が定着していきます!


参考:Tuck School of Business|Four Steps to a Perfect Presentation
  • Preparation / Organization / Audience Engagement / Practice

  • この4ステップは、プレゼンだけでなく日々の報告やコミュニケーションにも応用可能。自分の考えや成果を“わかりやすく伝える”訓練を重ねることで、周囲の理解と評価が高まり、自己肯定感も上がります。

Success Stock Photos, Images and Backgrounds for Free Download

メンタルラボ代表/坂下絵美

東京大学卒→コロンビア大学で脳科学・心理学・薬学を学び、ビジネスパーソン向けに総合指導

自身も過去に「評価されたい」欲求に苦しんだ経験をもつが、“他者貢献”を重視する方法へ切り替え、結果的にビジネスを大きく成長させる

30代・年収1000万超のビジネスパーソンこそ、次の高みを狙うために“与える”姿勢を育ててみませんか?

あなたの成長と飛躍を、全力でサポートいたします。




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