【世界は自分の見たいようにしか見えない】

木村浩志 By: 木村浩志 | Posted: 2021/12/03

こんにちは。

心理カウンセラーの木村です。


みなさんは、世界は自分の見たいようにしか見えない、なんて言葉を聞いたことはありませんか?


聞いたことはあっても、そんなの嘘だよ。

だって、自分は見たい世界が見れていないもの!と思っている方もいるかもしれませんね。


確かに、みんなが見たい世界を見ているのであれば、世界はもっと幸せに包まれているはずです。




では、やはり世界は見たいようにしか見えない、は嘘なのでしょうか?


ここで一つ質問です。


人から嫌われたい方はいらっしゃいますか?


。。。多分いませんよね。


では、嫌われているかもしれないと思った事のある方はいらっしゃいますか?

これだと、結構多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。


嫌われているかもしれないと感じた場合、あなたはどんな行動をとるでしょう。

その相手と距離をとってみたり、逆にこっちから嫌いになってみたり。。


でも、本当に嫌われているのでしょうか?


そこで提案なのですが、誰かから嫌われていると思ったらぜひ、答え合わせをしてみてください。


私のこと嫌ってる?と聞いても、きっとその相手はそんなことないよ!ということでしょう。


その答えを信用できますか?


もし、あなたが嫌われていると思い込んでいる場合、その答えを聞いても信用できないと思います。


そもそも、相手が本心で語っているとも限りませんし、嫌われていると思い込んでいる場合、「ほら、やっぱり嫌われているんだ!」という答えが欲しくなってるからです。


こうなってくると、嫌われているという世界こそが、あなたの見たい世界へと変わってしまいます。


その結果どうなるのか。。

無意識に嫌われている根拠ばかりを探すようになるのです。




分かりやすい例をあげてみましょう。


車を買おうと考えているとき、買おうとしている車を街でよく見かけるようになった経験はありませんか?


それは、その車に「無意識」がフォーカスしているため、自分でも気が付かないうちにその車種を探しているからです。


同じように、嫌われているという思考にフォーカスしてしまうと嫌われている根拠ばかりを無意識で探すのです。


そして、このフォーカスこそ、「世界は自分のみたいようにしか見えない」の正体なのです。


このように、あなたが見ている世界は、あなたがその時にフォーカスしている世界です。

ということは、他の角度にフォーカスをすれば世界の表情はガラッと変わるのです。


あなたに見えている世界が素敵なものであれば、そのままで良いと思います。

しかし、今見えている世界が望まないものでであれば角度を変えて見てみましょう。


あなたの思う通りにしか世界はみえないのだから。


もし、角度を変えることが一人では難しい場合はご相談ください。

カウンセラーとは、一人で運命を切り拓く方の手助けをする存在でもあるのです。


みなさんの人生が少しでも良いものになりますように。


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